かつての相棒、トリシティ125をべた褒めしてやろうじゃないか

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 自分は以前、トリシティ125というバイクに8年ほど乗っていました。

トリシティ125 - バイク・スクーター|ヤマハ発動機株式会社
ヤマハ・トリシティ - Wikipedia

 一言で説明をすると「前二輪後ろ一輪、三輪のスクーター」です。
 日本国内では、特定二輪車という区分になり、立派なバイクです。

思い切って褒めたい

 トリシティについていろいろと書きたいことがあるのですが……。
 書き出してみると、不満の方が多かったんですよね。
 おかしい。好きだし、楽しく乗っていたはずなのに。
 このままだと、「トリシティって駄目なバイクじゃん」と思われてしまう。
「欠点なんて調べたらいくらでも出てくる。だったら、いっそ開き直ってべた褒めしてやれ!」

 ということで、良いところとかをたくさん書こうと思います。

トリシティ125の良いところ

 ヤマハが実証検証をしているので、それをまず見るのが早いですね。

LMWテクノロジー 実証テスト - バイク・スクーター・ LMW | ヤマハ発動機株式会社
「LMWの運転は疲れにくい!?」LMWは安定感が高いと言われているが、実際にはどうなのか?3つの計測法で実証実験を行い検証しました。

初代プロジェクトリーダーは、モータースポーツ開発部の方

 トリシティはスクーターなのですが、ヤマハのモータースポーツに関わりがあります。

LMWが描く近未来
ヤマハ発動機の技術ストーリーをご紹介します。

 初代のトリシティ開発プロジェクトリーダーは、MotoGPマシンの車体開発責任者です。

 余談ですが、トリシティのパーツの一部はスクーター用ではなく、Rシリーズのパーツだったりします(電源取り出しハーネスは、スクーター用ではなく、スポーツモデル用でした)。

デザインが良い

 主観になりますが、本体のデザインが良いです。
 前二輪という特徴的な構造。
 それを踏まえた特徴的なカウルデザイン。
 2025年からデザインが変わりましたが、それでもやはりかっこいいです。

 10年前、トリシティにひとめぼれをするようにして乗りたいと思ったので、デザインは大事です。

トップケースを付けても似合う

 主観ですが、トリシティはトップケースが似合います。
 前二輪なので、前輪側にボリュームがあるからだと思いますが、トップケースがよく似合います。
 最初からつけていたこともありますが、良い感じになります。

トップケースに荷物を入れても安定する

 スクーターは全体的に、後輪側に重量がかかります。
 トリシティは、前後の重量配分が50:50。そして重心部分に人が乗る、という重量配分です。

 トップケースをつけて、そこに荷物を入れてもバランスが崩れにくいです。
 荷物を積んでも、前輪にもしっかりと荷重がかかるので、安定して走行ができます。

インパクトが強い

 珍しいということもありますが、トリシティに乗っている人として覚えてもらえる子が多かったように感じます。

 道の駅などでは「これバイクなの?」とご婦人に声をかけられることも多かったですね。
 それだけ見た目のインパクトがある、印象に残りやすいバイクだと思います。

原付二種なので税金が安い

 トリシティ125は原動機付自転車に該当します。
 ということで、税金は2026年現在 軽自動車税の2400円です。
 原付なので、自動車重量税はかかりません。
 安い!

バイクを持っていると税金がかかるんですか? - ヤマハ バイク ブログ|ヤマハ発動機株式会社

普通自動二輪小型限定AT限定免許で乗れる

 自分はトリシティ125に乗れれば良かったので、免許は小型限定・AT限定という一番制限がかかっている運転免許を持っています。

 乗れるバイクは、ほぼスクーターだけですが、免許取得費用と時間が一番少なくて済みます。

教習終了まで最短3日が2日に短縮! 時間に追われる方も取得しやすくなったAT小型限定普通二輪免許 - ヤマハ バイク ブログ|ヤマハ発動機株式会社

 特に教習が2日で済むというのは大きなメリットです。
 土日で教習が終わります。

オートマなので運転が楽

 アクセルをひねったら加速。
 ブレーキを握ったら減速。

 オートマの操作はシンプルですね。
 楽です。

 特に渋滞にはまった時にはマニュアル勢の「左手が痛い」という叫びを聞きながら、余裕で運転ができます。

異常なほどの安定性

 三輪のメリットはいくつもありますが、一番は安定性です。
 トリシティの前輪は「LMW(リーニング・マルチ・ホイール)」という前二輪を傾けて曲がる機構がついています。
 つまり転倒しない限り、常に三点が地面に接しています。
 倒立よりも三点倒立の方が安定するように、二輪よりも三輪の方が安定性はあります。

発進時と停車時にふらっとしない

 立ちごけという言葉がある通り、バイクは動き始めと止まるときに不安定になります。
 立ちごけはなくても、発進時に速度が出るまでにはふらつくことがあります。

 三輪かつオートマのりトリシティは、発進時のふらつきがほとんどありません。
 慣れると、右手だけで発進ができる程度には安定しています。

低速走行でもふらつかない

 発進時、停車時の話からつながりますが、低速時でも安定して走行できます。
 教習所の一本橋を思い出してください。
 ハンドルをぐりぐりとしながら、ゆっくりと走ったと思います。
 トリシティだと、そんなことをしないでも、アクセルを開けるだけでふらつかずに進めます。

 特にのろのろの渋滞にはまったときに真価を発揮します。
 オートマなのもあって、渋滞が特につらいなぁと思ったことはありませんでした。

コーナリングが楽しい

 トリシティに乗っていたときには、カーブを楽しんで走っていたように思います。
 カーブが怖くないんですよね。
 しっかりとグリップしている感覚があり、不安感が少ないです。

 重心をどうかけるかで、曲がり方が変わるので、どうすれば綺麗に曲がれるかを試したりしました。
 こういう試行錯誤をする時間が楽しかったですね。

 コーナリングですが、三型からは「アッカーマンジオメトリ」という内外輪差を吸収する機構が追加されました。
 NIKENに搭載されていたものを、トリシティでも使えるようにしたという感じです。

ブレーキがよく効く

 ブレーキには大きく分けて二種類あります。
 ディスクブレーキとドラムブレーキ。
 それぞれメリットとデメリットがありますが、それはここでは割愛します。

 一般的なバイク、二輪の場合はそれぞれブレーキが1つずつ、合計2つ付いています。
 トリシティは前二輪なので、前輪にブレーキが2つあります。
 単純に言えば、前輪の制動力が二倍です。

 ブレーキをかけると、荷重が前にかかります。
 前輪の制動力が良いということは、しっかりと止まれることにつながります。

外乱に強い

 前二輪であることも関係しますが、トリシティは原付二種の中でも重量があるバイクです。
 同排気量のバイクが100kg前後の一方、トリシティは150kg近くあります。
 大体1.5倍ぐらい重いバイクです。

 重量があるメリットして、外乱に強いことがあげられます。

 軽いものを動かすよりも、重いものを動かす方が大変。というのはイメージしやすいと思います。
 動いているものであれば、なおさらです。

 バイクで走ると、外からの影響がとても多いです。
 重量があるので、それらの影響を受けにくいです。

手がしびれにくい

 バイクは運転をすると、手に振動が伝わります。
 路面の振動だったり、エンジンの振動だったり。

 トリシティは前輪が2つあり、段差などをパラレログラムリンクという平行四辺形のような構造が吸収します。
 そしてサスペンションが吸収します。
 二段階でショックを吸収するので、ハンドルに段差が伝わることがほとんどありません。

 車載動画でもわかると思うのですが、ほとんど振動しません。
 カメラの手ぶれ補正が優秀、というのもありますが(;´・ω・)

 この辺りは実際に50kmぐらい走ると実感できるので、ぜひとも体験して欲しいです。

視点が高い

 トリシティは、椅子に座るような姿勢で乗るバイクです。
 スクーター全般がそうなのですが、トリシティはハンドル位置が少し高めです。
 そのため、上半身を立たせて乗ることになります。
 背筋をぴーんとして、姿勢よく乗るタイプです。

 そのため、視点が高くなります。
 視点が高いことで、遠くが見えますし、視野も広がります。
 周りがよく見えるので、危険予知もしやすくなります。

長距離を走っても疲れにくい

 今まで安定性などの話をしましたが、総括がこれです。

 疲れにくい。

 安定して走行ができ。
 外乱に乱されることなく。
 振動も少なく。
 視野が広い。

 それらが合わさって、とても疲れにくいバイクです。

 下道を1日400km走る。というちょっとした無茶もできます。
 頑張ってするというよりは、いつの間にか200kmぐらい走ってた。
 そんな感覚で走れます。

 スクーターの形をしていますが、ツアラーに近い使い方もできます。

近くでも便利

 一応トリシティはスクーターという区分になっているので、メットインがあります。
 ヘルメットが入る、20L近くの容量はあります。
 またコンビニフックもあり、ちょっとした荷物であればメットインやコンビニフックで済みます。

遠近両用

 一台で近くから遠くまでカバーができるのはとても良いです。

 平日は、通勤と買い物に使い。
 休日は、ちょっと足を延ばしてツーリング。

 それを一台でできるのは、とても良いです。
 自分がしたいと思っていたことに、ジャストフィットしたバイクです。

レンタルで乗って欲しい!

 これだけいろいろと書いていてなんですが……
 トリシティは乗ってみないと特徴や良さが分かりにくいバイクです。

 購入するのは難しいでしょうから、まずはレンタルバイクはどうでしょうか。

- 車種・料金 | ヤマハ バイクレンタル
ヤマハ バイクレンタルでご利用いただけるの詳細情報と料金をご案内いたします。
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 トリシティ125はYSPにおいてあることが多いです。

 料金は、2026年1月現在以下の通りです。

4時間レンタル4,500円
8時間レンタル5,500円
24時間レンタル6,500円

おすすめは往復50kmぐらいのツーリング

 個人的におすすめしたいのは、1日100kmぐらい走ることです。

 上記の通り、トリシティは近くから遠くまで一台で楽しめるバイクです。
 ですが、やはり真骨頂は「ちょっと遠く」だと思います。

 前二輪なので、乗った感覚は「ちょっと違うな」と感じると思います。
 それでも30分ほど乗ると、しっくりすることが分かるはずです。
 1時間ぐらい走ると、普段のバイクと比較できるようになると思います。

 せっかくなので、そこまで体験して欲しい、と乗っていた人からすると思います。

トリシティは、LMWはいいぞ!

 トリシティに乗っていて、いろいろと大変なことはありましたが(主にメンテナンス費用)、それでも乗ってよかったなとは思います。

 10年前、トリシティに乗りたいからと教習所に入校し、貯金をはたいて買って。
 トリシティだったからこそ、鹿児島県内の至るところまで走っていけました。

 そんないいバイクなので、もっと多くの人に良さを知って、乗ってもらいたいなぁと思っています。

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