概要
随分前に書きましたが、VEGAS Proで編集しているプロジェクトファイルはそのままでは動画として見ることができません。
動画共有サイトなどに投稿するためには、レンダリングをして、ファイルを出力する必要があります。
レンダリング
レンダリングとは、簡単に言えば動画編集ソフト―今回はVEGAS Pro―に登録して編集したデータを、一つにまとめて出力することです。動画編集の最終作業となります。
レンダリングの設定をする

左上の「ファイル」をクリックして、「名前を付けてレンダリング(R)…」をクリックします。

「名前を付けてレンダリング」というダイアログが表示されます。
さて、ここからが少し難しいわけですが……今回はニコニコ動画にアップロードをすることを前提にしているので、それに合わせます。
インターネット HD 1080p 29.97 fps
いろいろとあって迷いますが、まず左のメニューで「MAGIX AVC/AAC MP4」をクリックします。
そして右のメニューで「インターネット HD 1080p 29.97 fps」をクリックします。

高画質で出力する設定はいろいろとありますが、まずはレンダリングを体験してみることを目的にします。高画質を目指すのは、一度投稿をしてから大丈夫です。最初は見せることが大事です。
レンダリングオプション
レンダリングを早くしたいですが、左下に「レンダリングオプション」というメニューを開きます。

すべてのチェックを外します。
フォルダとファイルの設定

下にある「フォルダ」で出力先を選びます。
動画は比較的サイズが大きくなってしまうので、容量に余裕のあるドライブを選んでください。
レンダリングでできるファイルの容量は、「名前を付けて保存」ダイアログの右下に「推定ファイルサイズ」として表示されます。
出力先を選んだら、ファイルの名前を変更します。
最初はプロジェクトファイル名になっています。必要があれば変更をしてください。
レンダリングの開始

最下部にある「レンダリング」をクリックすると、レンダリングが始まります。
レンダリングはパソコンの性能に寄りますが、それなりに時間がかかります。
またレンダリング中はパソコンの性能を目いっぱい使うので、他の作業はほとんどできません。
なので、お茶でも入れて待ちましょう。
出力完了
おそらく出力ができたのではないでしょうか。
これでニコ動やYouTubeなどに動画のアップロードができるようになりました。
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