ぼちぼち作る車載動画#31 ~調整トラック~

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概要

 前回はコンポジットを使って、トラックに親子関係を作る方法を説明しました。
 しかし思った挙動をせずにがっかりしたところでした。

左腕だけ小さくなってしまった図。

調整トラック

調整トラックとは

 Vegas 19以降に実装された機能です。
 名前から分かりにくいですが「調整トラックを親にした場合、子のトラックに一括でエフェクトを適用できる」機能です。

調整トラックの挿入

 適当なトラック(できれば適用したいトラックの一番にあるトラックが良い)で右クリックをしてメニューを開き、「調整トラックを挿入(J)」をクリックします。

 調整トラックを、適用したいトラックたちの上に移動します。

 エフェクトをかけたいトラックを調整トラックのコンポジット(子)にします。
 コンポジットの設定方法は以下を参考にしてください。

 調整トラックの中に、立ち絵のトラックがすべて入ったと思います。

 もし、立ち絵にエフェクトをかけていた場合は、この時点で一度削除してください。
(調整トラックのエフェクトか、そのトラックのエフェクトかわからなくなるため)

 調整トラックに表示されている「fx」をクリックし、調整トラックにエフェクトを適用します。
 今回は、立ち絵のサイズと位置を変更したいので、ピクチャインピクチャを設定します。

 立ち絵のパーツがすべて一括で小さくなりました。

 以前説明したように、サイズを変更したり、位置を変更します。

 いい感じの位置になりました。
 これで、調整トラックを変更すると、下にある子のトラックにすべてエフェクトが適用されます。

調整トラックはいくつも作れる

 上図のように、調整トラックを複数作り、重ねることもできます。
 この場合、上で明るさの調整(明るさとコントラスト)を調整し、下で立ち絵の位置とサイズ(ピクチャインピクチャ)を設定しています。


 これで無事に、ぺぺち式の立ち絵も使えるようになりました。

 調整トラックの使い方はまだまだあるのですが、今は先に進むことにしましょう。

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