概要
立ち絵を入れる段階に入りましたが、1つのトラックに立ち絵を入れるのは大変です。
今回は少し手を抜ける方法をとって、編集時間を短縮したいと思います。
立ち絵を入れやすくする

差分用トラックの追加
爪楊枝式立ち絵は「ポーズの差分がない」という特徴があります。
つまり、縮小率と位置が同じであれば重ねても大丈夫です。
勘の良い方は気付かれたと思いますが、同じ設定のトラックを2つ作り、そこにベースとなる立ち絵と、口パクなどの立ち絵を配置します。
下のトラックに標準の表情を置き、その上のトラックに表情差分を置きます。
どちらも同じ設定のピクチャインピクチャの設定をかけています。

確認作業
この状態で、差分があるシーンを確認します。

重ねていますが、違和感はありませんね。
こうして重ねるメリットしては、事前に立ち絵を入れるシーンを決めておけることが挙げられます。
「このシーンは立ち絵を入れない」ということができるわけです。楽です。
まとめる時にはグループを活用する
立ち絵のトラックが2つになったので、グループ化しておくと見やすくなります。

グループ化したいトラックを、Ctrlキーを押しながらクリックします。
分かりにくいですが、色が若干変わります。

色が変わったトラックの上で右クリックをして、「トラックグループ(G)」へマウスカーソルを移動し、さらに「選択したトラックをグループ化(G)」をクリックします。

これでトラックのグループ化ができました。
使わない時には収納ができます。
今回はポーズの差分がない立ち絵の場合、どう配置すると効率が良いかという話をしました。
次回は、腕の差分などがある場合はどうするかという話をしたいと思います。
新しいことも少しずつ増えて大変ですが、ぼちぼちといきましょう。
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