ぼちぼち作る車載動画#26 ~ピクチャインピクチャ~

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概要

 前回で立ち絵の場所と大きさをどうするか、大体決まったと思います。
 今回はVegas Proに立ち絵を入れて、実際に立ち絵を思った場所へ動かします。

 そして最初に書いておきますが、今回する方法は立ち絵を入れる方法としては推奨しません
 可能であれば、次回説明する方法を覚えてください。

立ち絵の挿入

 以前説明したように、動画トラックを挿入し、そこに画像を挿入します。
 初期状態では上のようになります。

 めたんちゃんはかわいいのですが、目立ちすぎですね。

 今回は以下のように立ち絵を置きます。

  • 立つ場所は右下。
  • 大きさはバストアップ程度。

画像にピクチャインピクチャを適用する

 画像の移動・サイズの変更方法はいろいろとありますが、今回は使い勝手が良い「ピクチャインピクチャ」を使います。
 ピクチャインピクチャとは、画面の中にもう一つ描画範囲を設ける……要するにテレビの「ワイプ」です。

 画像に「fx」というボタンがあるので、クリックして、イベントFXを呼び出します。
 FXとは「effects」の発音が訛ったものです。エフェクトがエフェックスとなったそうです。

 Vegas Proには最初から多くのFXが用意されています。
 ここから頑張って「ピクチャインピクチャ」を探してください。五十音になっているので、いつか見つかります。

 見つかったらダブルクリック、またはクリックして右にある「OK」をクリックします。

「ビデオトラックFX」というウインドウが表示され、プレビュー画面ので表示されていた立ち絵が半分ほどのサイズになります。これでOKです。

ピクチャインピクチャの編集

 ビデオトラックFXの数値を変更して移動もできますが、プレビュー画面を動かすことで直観的に操作ができます。

 立ち絵の画像をドラッグすると、立ち絵が移動します。
 四隅にある〇(ハンドル)をドラッグすると、画像のサイズを調整できます。
 中心付近にある円をドラッグすると、画像が回転します。

 これらを駆使して、イメージ通りの場所に立ち絵を移動させます。

 何となくいい感じの場所になったと思います。

プリセットを保存

 いい感じの場所と大きさにできたら、fxの設定をプリセットとして保存しましょう。

「ビデオイベントFX」のプリセットと書いてある右側に、「デフォルト」と書いてあります。
 それを消して、任意の名称にします。

 その右側にフロッピーディスクのアイコンがあります。
 アイコンをクリックして、保存をします。

 これで次回からはプリセットをら選べば、立ち絵がこのサイズと場所に移動されます。

これをすべての立ち絵の画像に適用する

 立ち絵には差分があります。
 それらの画像すべてに、今のプリセットを適用します。

 ……現実的ではないですよね。とても大変です。

 次回はトラック全体の立ち絵にFXを適用する方法を説明します。

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