概要
前回で立ち絵の場所と大きさをどうするか、大体決まったと思います。
今回はVegas Proに立ち絵を入れて、実際に立ち絵を思った場所へ動かします。
そして最初に書いておきますが、今回する方法は立ち絵を入れる方法としては推奨しません。
可能であれば、次回説明する方法を覚えてください。
立ち絵の挿入

以前説明したように、動画トラックを挿入し、そこに画像を挿入します。
初期状態では上のようになります。
めたんちゃんはかわいいのですが、目立ちすぎですね。
今回は以下のように立ち絵を置きます。
- 立つ場所は右下。
- 大きさはバストアップ程度。
画像にピクチャインピクチャを適用する
画像の移動・サイズの変更方法はいろいろとありますが、今回は使い勝手が良い「ピクチャインピクチャ」を使います。
ピクチャインピクチャとは、画面の中にもう一つ描画範囲を設ける……要するにテレビの「ワイプ」です。

画像に「fx」というボタンがあるので、クリックして、イベントFXを呼び出します。
FXとは「effects」の発音が訛ったものです。エフェクトがエフェックスとなったそうです。

Vegas Proには最初から多くのFXが用意されています。
ここから頑張って「ピクチャインピクチャ」を探してください。五十音になっているので、いつか見つかります。
見つかったらダブルクリック、またはクリックして右にある「OK」をクリックします。

「ビデオトラックFX」というウインドウが表示され、プレビュー画面ので表示されていた立ち絵が半分ほどのサイズになります。これでOKです。
ピクチャインピクチャの編集
ビデオトラックFXの数値を変更して移動もできますが、プレビュー画面を動かすことで直観的に操作ができます。

立ち絵の画像をドラッグすると、立ち絵が移動します。
四隅にある〇(ハンドル)をドラッグすると、画像のサイズを調整できます。
中心付近にある円をドラッグすると、画像が回転します。
これらを駆使して、イメージ通りの場所に立ち絵を移動させます。

何となくいい感じの場所になったと思います。
プリセットを保存
いい感じの場所と大きさにできたら、fxの設定をプリセットとして保存しましょう。

「ビデオイベントFX」のプリセットと書いてある右側に、「デフォルト」と書いてあります。
それを消して、任意の名称にします。
その右側にフロッピーディスクのアイコンがあります。
アイコンをクリックして、保存をします。
これで次回からはプリセットをら選べば、立ち絵がこのサイズと場所に移動されます。
これをすべての立ち絵の画像に適用する
立ち絵には差分があります。
それらの画像すべてに、今のプリセットを適用します。
……現実的ではないですよね。とても大変です。
次回はトラック全体の立ち絵にFXを適用する方法を説明します。
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