概要
前回、VOICEVOXから音声と字幕用テキストを出力しました。
それらを動画編集ソフトである、VEGAS Proに挿入します。
まずは音声を挿入しますが、一つ一つ挿入するのは大変なので、まとめて挿入してしまいましょう。
「フレーム単位にクオンタイズ」をオフにする
音声をまとめて挿入するときに注意しないといけない点が、クオンタイズです。
演奏データのタイミングをそろえてくれる機能なのですが……音声を入れると一つ一つのセリフの間にスペースができてしまいます。

上がクオンタイズをオフにした状態。
下がクオンタイズをオンにした状態。
このスペースが後々めんどくさい事態を引き起こすので、オフにします。
- Qめんどくさい事態って何?
- A
次回になりますが、字幕の長さを調整する際に、このスペースが邪魔をします。
まだ序盤だと上ぐらいで良いのですが……これが積み重なると1秒、2秒単位でずれてしまいます。
音楽を入れたりしないのであれば、オフにしておく方が編集が楽です。

メニューバーの「オプション」をクリックし、「フレーム単位にクオンタイズ(Q)」にマウスポインターを移動します。
横に「フレームにクオンタイズを実行(E)」が表示されます。
このチェックを外せばOKです。
音声をまとめて挿入する
基本的には、以前説明をした動画や画像の挿入と同じです。
エクスプローラーを使って、音声ファイルが入っているフォルダを開きます。

音声データをすべて選択します。
- Qすべて選択をする方法が分からない
- A
いくつか方法があります。
- ドラッグアンドドロップで選択をする。
これが最も簡単です。
範囲選択をして、音声ファイルを選択します。 - メニューの「…」から「すべて選択」をクリックする。
ドラッグアンドドロップが苦手な人はこちらを使うと良いです。 - キーボードショートカットの「Ctrl+A」を使う。
どれでも良いので、ファイルをすべて選択できたらOKです。
- ドラッグアンドドロップで選択をする。
空いている場所に音声ファイルをドラッグアンドドロップをします。
以前写真や動画をドラッグアンドドロップで挿入した時と一緒です。

ドロップ先に白い枠がありますが、ここに挿入されるという意味です。

無事にドラッグアンドドロップができると、音声ファイルが一気に挿入されます。
あとは、適宜いいタイミングに音声をドラッグアンドドロップして移動させます。

これを繰り返して、音声をずらしていきます。
今回の難所は「すべて選択」だったのではないでしょうか。
それだけができれば、問題なくできる作業だと思います。
次回は、たぶん一番の難所である字幕です。頑張りましょう(私も分かりやすいように説明を頑張ります)。
コメント