ぼちぼち作る車載動画#19 ~VOICEVOXからのエクスポート~

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概要

 前回までに、セリフを入力して、アクセント等を調整して、好みの音声を作ったと思います。
 それらを今度は動画編集ソフトに入れる必要がありますが……実はちょっとめんどくさい作業が必要です。

選択した音声を書きだす

 まずは音声を出力します。

「編集」をクリックして、「すべて選択」をクリックします。
 この表示が出ない場合は、複数選択のオプションがONになっていません。
 設定を変更しておく必要があります。

 上部にある「選択音声を書き出し」ボタンをクリックします。

 音声を書き出す場所を選びます。
 私は、動画などの素材があるところに、「音声」というフォルダを作り、その中に入れることにしました。
 場所は自由ですが、分かりやすいところに書き出すと良いです。

 音声の書き出しには、それなりに時間がかかります(パソコンの性能によるところが大きいです)。

 完了の通知が出た後にフォルダを開くと、WAVファイル(音声データ)のファイルがずらっと並んでいます。
 これで音声の準備は完了です。

テキストデータの書き出し

 音声だけでも良いのですが、字幕があった方が親切なケースがあります。
 ということで、テキストデータの書き出しもします。

 左上の「ファイル」をクリックして、「テキストを繋げて書き出し」をクリックします。

 ファイル名が最初のセリフになっているので、適宜変更をして保存します。
 保存する場所は自由ですが、音声と同じく、分かりやすい場所に保存した方が良いです。

 保存したテキストファイルを開くと、「キャラクター名,セリフ」というデータになっています。
 実はここが少しめんどくさい部分です。

 VEGAS Proでテキストファイルを読み込む方法は次回以降に説明をしますが、このテキストファイルを読み込むとこのようになります。

 キャラクター名とスタイルがそのまま入ってしまいます。
 これは少しくどいですね……。

 いくつか方法はあるのですが、私は置換を使って消しています。

 置換したい単語を選択し、置換先は空白にします。
 これを使ったキャラクター、スタイルの数だけ繰り返します。

 今回は3スタイルを使ったので、3回繰り返しました。

 キャラクターを複数使うと大変になるので、その時には他の方法を考えた方が良いです。
 今回は、初めて車載動画を作る人向けなので、シンプルな方法―要するに力業―で解決することにしました。

 編集した字幕用データを使ってみます。

 これであれば大丈夫ですね。


 ということで、これでVOICEVOXでの音声と字幕用のテキストファイルの作成は終了です。

 次回からは、またVEGAS Proに戻って、ぼちぼちと編集をします。

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