概要
スタイルとアクセントの変更で、ほとんどのことはできます。しかし、ここまでしてみると少しだけ声のトーンを上げたい、というような欲求も出てきます。
今回は、スタイルやアクセントを変更した後、ちょっとした音声の編集をします。
パラメーターの変更
セリフを選択すると、右側にメニューが表示されます。
ここを変更することで、若干ですが話し方を変えられます。

- 話速
- 音高
- 抑揚
- 音量
- 間の長さ
- 開始無音
- 終了無音
説明をしようにも、言葉通りなので、あまり説明ができないのですが……。
実際にいじってみるのが、正直一番早いです。
私が特にいじるのは「音高」「音量」です。
声の高さを変更できる「音高」は、嬉しいような時には0.02ほど上げ、悲しい時には逆に-0.02ぐらいに設定します。
これは人の声はポジティブな時には高くなり、ネガティブな時には低くなるのを模倣しています。
イントネーションの変更
前回アクセントを変更しましたが、それでも違和感が消えない、逆に違和感を出したいといった時があります。
こうした時には、イントネーションを微調整します。

最下部のアクセントの下に「イントネーション」という文字があります。
そこをクリックすると、イントネーションの変更モードに切り替わります。
●を上に移動させると、イントネーションが上がります。
逆に下に移動させると、イントネーションが下がります。
よく見ると「す」「ひ」などはイントネーションに手を入れることができません。
これは「無声音」といい、発音しない音だからです。
バグではありませんから、安心してください。
ここまで凝っていじるようになると、終わりが見えません。
最初は「明らかに違和感がある」時だけ。イントネーションの変更を使うようにすると良いと思います。
ここまでできれば、VOICEVOXはある程度できるようになったものです。
ただし、声の調整については経験です。
入力して、編集をして、確認をして、を繰り返した分だけ、いい調整が見つかります。
そのためには、やはり継続して投稿するのが一番の近道だと、私は思います。
さて、次回は動画に使うために出力をする方法を説明します。
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