概要
VOICEVOXを使って音声を作りますが、その際にいくつかポイントを押さえると、音声が作りやすくなります。
基本的な使い方は公式マニュアルを読む
公式がとても丁寧な使い方を公開しています。基本はそちらを見ながら使うことになります。
ただ、VOICEVOXの外観はとても分かりやすいので、説明すら読まずに使えるのが良いところです。
セリフの入力終了後の様子

動画を見ながら、セリフを入力した後の様子です。
これが下書きになります。
ということで、ここから音声作成の作業が本格的に始まります。
セリフを複数選択できるようにする
実はVOICEVOXは、セリフの複数選択がデフォルトではできないようになっています。
このままでも十分なのですが、まとめてセリフを編集できる方が楽なので、その設定をします。

上部の「設定」をクリックして、「オプション」を開きます。

最下部にある「実験的機能」の中にある「複数選択」をONにします。
ONの状態になると、緑色になり、チェックマークが入ります(余談ですが、この表示はとても分かりやすいので好きです)。

Ctrlキーを押しながらセリフをクリックすることで、セリフを複数選択できるようになりました。
- Qセリフを全部選択したい
- A
「編集」から「すべて選択」をクリックします。
(※この項目は、上記の複数選択をONにしていないと表示されません)
他のお勧め設定
他にも入れておくとお勧めな機能があるので、紹介します。
ルビ機能
ONにすることで、テキストの読み方を変えることができます。
例えば「混沌」と書いて「カオス」と読ませたりできます。中二病の方にお勧めです。
行番号の表示
なくても良いのですが、あると「今どれだけ入力したか」が分かるので便利です。
慣れてくると、「この行数だったら、何分分だな」と分かるようにもなります。
疑問文を自動調整
疑問文は基本的に語尾が上がったりと特殊なアクセントになります。
語尾に「?」を入れることで、自動で調整をしてくれます。ちょっとありがたいです。
今回は、通常の使い方から少し離れて、設定を変更する回でした。
これである程度ですが、入力などが楽になったと思います。
説明を書いていてあれですが、やはり一番は触ることだと思います。
VOICEVOXにはたくさんのキャラクターがいます。いろいろなキャラクターにしゃべらせて、調整してが一番の近道でしょう。
次回は、アクセントの調整等をしていきます。
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