HG GQuuuuuuX(ジークアクス)の部分塗装箇所はここ

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 先日HG GQuuuuuuX(ジークアクス)を作りました。分割とシールで色分けはほぼできているのですが、設定画などを見ると色が足りていない部分があります。
 自分が設定画や劇場で確認をして、「ここを塗るといい感じになるよ」というポイントを紹介したいと思います。
 製作記は別途書いているので、そちらも参考にしてください。

 なお、この記事を書きながら「ここ、そんな色だったんかい!」と気づいたりしています。自分を踏み台にして塗装をしてください。多分まだ漏れがあると思います……orz

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部分塗装に使った道具、塗料など

 今回は以下のものを使いました。

  • 公式の設定資料
     MSの資料が公式にあるので、正面と後ろは見ながら塗装をすると良いです。
     というか、この資料が一番見やすいです。
  • アクリルガッシュ
     自分が塗装に使っている塗料です。発色がよく、水性で使いやすいです。
     24色セットを買って、足りない色を追加していくと使いやすいセットが作れます。

  •  HGであれば細めの筆があると良いです。
     自分はダイソーとセリアで買った筆を使っています。
  • トップコート(半光沢)
     下地として使います。今回はキットの色を最大限使う部分塗装をするのでトップコートを使います。
     半光沢だとアクリルガッシュの乗りが良いです。
  • ティッシュペーパー
     塗料や水をふき取る際に使います。どこのご家庭にもあるティッシュです。
  • キッチンマジックリン
     アクリルガッシュをふき取る際に使用します。台所の掃除にも使えます。
  • 綿棒
     マジックリンを含ませてふき取る際に使います。耳掃除にも使えます。
  • 爪楊枝
     アクリルガッシュをちょっと削る際に使います。マジックリンを付けてこすると、細かいところも綺麗に落ちます。
     またシールを圧着させる際にも使います。
  • デザインナイフ
     シールを切り取ったり、部分塗装ではみ出した場所を削ったりするために使いました。

混色について

 基本的には説明書に従って混色をしています。
 ただし、アクリルガッシュにない色があるので、その場合は……勘で混ぜて、ランナーで色が合っているか確認をしました。

部分塗装箇所

 道具をざっくりと説明したところで、塗装する場所を紹介します。
 ただし、説明書に書いてあるシールとマーキング部分は除外します(説明書通りに作ったら通る道ですからね)。

 写真に矢印を入れている部分が、部分塗装やシールで色を足した部分です。

頭部

 頭部はパーツ分割がRG並なので、ほとんど塗装をする必要がありません。
 ですが、色を足すと密度が上がるので、チャレンジすると良い場所の一つです。

 主にアンテナの色を足すと良いです。

  • アンテナ中心部の下
    凹みを灰色で塗りました。
  • アンテナ突起部分
    凸をフレーム色で塗りました。
    この部分はボルト状なので、フレーム色が良いと思います。
  • アンテナ後部の「く」
    凹みがあるので、白で塗ります。
    白をはみ出すように塗って、マジックリンを含ませた綿棒でふき取ります。
  • 耳部分の凹み
    凹みを黄色で塗ります。はみだしは、マジックリンでふき取りをします。
  • 首の基部
    丸い凹み部分は黄色です。シールでは難しいので、塗装で対応しました。

 頭部の後ろは色が結構足りていません。

  • アンテナの裏側
    設定画を見ると灰色になっています。ガイドがないので、適当に灰色で塗りました。
  • 頭頂部の凹み
    凹みを黒で塗りました。
  • 後頭部の凸
    凸を灰色で塗りました。この部分は後ろから見えるので、塗っておくと効果的です。
  • 後頭部の凹み
    おそらく後部カメラです。
    ここはシールを切りとって貼り付けました(写真で見ると灰色塗っているのに気づいたので後で爪楊枝で削りました)。

肩・肩アーマー

 頭部と同じく、分割が綺麗にされているので色をちょっと入れるだけで見栄えがよくなります。

  • フレームの黄色いライン(2か所)
    シールの黄色を切り取って、ライン状にして貼り付けます。
    白い外装を外してから圧着させると良いです。
    ここに限らず、黄色のラインはできるだけシールを使うと発色が良く綺麗にできるのでお勧めです。
  • 肩の円部分
    設定画を見ると黒くなっています。しかし、黒で塗ると目立ち過ぎたので灰色で塗りました。
    フレーム色で塗るのも良いと思います。

右手・ライフル

 一番色が足りていない部分です。
 特に手の甲とも親指の付け根に使う水色は、混色が難しいため、妥協する必要もあると思います(妥協しました)。

  • スコープ部分の黄色のライン
    シールの余り部分を切って貼り付けました。
  • ライフル上部の白
    本体の白に混色し、塗ります。はみだしを気にすると厚みが増してしまうので、はみ出した部分はふき取る、というぐらいの気持ちで塗ると良いです。
  • ライフル後部の黄色にあるボルト
    凸部分をフレーム色で塗ります。ちょんと乗せるだけでも十分です。
  • 手の甲、親指の付け根(左右共通)
    写真では手の甲が写っていませんが、手の甲と親指の付け根部分を青で塗装します。
    パーツが黒ですが、アクリルガッシュを3回ほど重ね塗りをすると綺麗に発色します。

左手、シールド

 キットはシールドの裏側は灰色一色ですが、箱を見ると、結構色が使われています。
 参考になる資料は、箱しかないので、頑張って塗りました。

  • 肘の丸モールド(左右共通)
    肘の丸パーツ内側は黄色です。ここはシールを貼ることができないので、混色して塗ります。
  • 指の関節
    写真では全部の関節を黄色で塗ってしまいましたが、親指だけ黄色です(´;ω;`)ウゥゥ
  • シールド基部
    丸モールドの「横」だけが黄色です。
    はみだし上等!と思って塗って、マジックリンを付けた綿棒と爪楊枝で綺麗にしました。
  • シールド裏側
    ほとんどが白です。本体と同じ白を作り、3回ほど重ね塗りをしました。
    白を塗った後に、中心の黄色とその横の凹みを2回塗り重ねました。
    またフィン状になっている部分はフレームの色で塗っています。
  • シールドパイプ部分の凹み
    凹んだ部分は黄色だったので、シールを切り取って貼り付けました。
    上部の凹みは、説明書とパッケージでは判別できなかったので、貼っていません。

本体後方

 腕と太もも部分です。正面から見るだけであれば気にならないのですが、後ろから見たときに色があると雰囲気が良くなるので塗装をすると良いと思います。
 設定画のバックショットとにらめっこをしながら塗りました……。

  • シールドのパイプ部分
    前項と同じく、凹んだ部分にシールを切り取って貼り付けました。
  • 腰アーマー横(左右共通)
    丸モールド部分は灰色、凹み部分は黒で塗りました。
  • 太もものパイプ後部(左右共通)
    先端は灰色、そこまでは黄色です。まず黄色を塗り、先端部分を灰色で塗ると塗りやすかったです。
  • 太もも後部
    ここの色は最後まで悩みましたが、設定画は灰色だったので、灰色にして、黒でウェザリングをしました(接着面をごまかしたかった)。
  • ビームサーベルの凹み(上)
    凹みは黄色なのでシールを……と思ったのですが、シールの余りがなかったので塗装で対応しました。
  • ビームサーベルの凹み(下)
    中心の突起部分は灰色、その周りは黒となっています。
  • 手首部分(左右・前後共通)
    凹部分は黒で塗装し、凸部分は黄色です。黄色はシールを利用して貼り付けると綺麗にできるのでお勧めです。
    左腕はシールドを持たせるので目立ちませんが、右腕は見えるので、塗装をすると引き締まります。

脚部

珍しい形をしている脚部です。
中にボンベのようなものが入っていますが、ここはシールでも十分です。

  • ノズル基部(左右共通)
    ノズル自体は黒なのですが、基部は白です。目立たない部分ですが、ちょっと色が入るだけでも雰囲気が変わります。
  • ランディングギア後部
    表側はシールで対応できますが、裏側は黄色が足りていません。凹みがありますが、黄色を塗ると目立たなくなるので、気になる人以外は塗るだけでも十分だと思います。
  • ランディングギア基部
    丸い部分は黄色です。シールを切り取って貼りましたが、幅が足りなかったため塗装しています。
    見えにくい部分ですが、ちらっと見えると目立つので、シールか塗ると良いですよ。
  • バーニアの先端
    設定では灰色となっています。今回はウェザリングをするので、そのままの色にしました。

バックパック

 部分塗装と言うには広すぎます(ヽ”ω`)
 特に蛇腹になっている部分は凹みが白と大変です。面倒であれば塗らないでも良いと思います。黒に白を塗るのは大変ですから……。

  • 蛇腹部分(左右共通)
    一番大変なところです。根気よく塗ります。
    はみ出した部分はマジックリンを綿棒に含ませて、ふき取りをしましょう。
  • 三角の排気口(左右共通)
    中心部は黒、周りのラインを赤で引きます。
    赤のラインは太くなってしまった場合は、筆にマジックリンを含ませて、徐々に削って細くすると綺麗に引けます(綺麗に描けているか分かりませんが)。
  • 青のパーツの上部(左右共通)
    フレーム色で塗ります。
  • 青パーツの凸部(左右共通)
    シールを貼るのは難しいので、黄色で塗ります。細かく、はみ出してしまうので、爪楊枝で削ったり、マジックリンを含ませた綿棒で少しずつ削っていくと良いです。
  • ノズル上部の青(左右共通)
    白でも違和感はありませんが、設定では青なので塗ります。
    写真を見ると、上のパーツとの色の違いが目立ちますね。

 なお、設定を見ると青のラインがあります。そんなの聞いてないし、モールドも無いよ。ということで見ないことにしました(;´Д`)

  • ノズルの仕切り
    黄色です。劇場で見たときに「ここ黄色なの!?」とびっくりしました。
    奥は目立たないので、縁の部分だけ黄色で塗るだけでも十分です。

完成品

 部分塗装をし、市販の水転写デカールを貼り、チッピングとブルーでフィルタリングをし、トップコートを吹いて完成としました。

 作る時の参考にしていただければ幸いです\( ‘ω’)/

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