概要
前回、テキストのプリセット登録等をしましたが、一つ一つ呼び出しをするのはとても大変です。
そこで字幕―テキストイベント―のコピーをして、作業を少し効率化します。
字幕をコピーと貼り付け

コピーするためには元の字幕がないとどうしようもないので、一つ字幕を作ります。
字幕のコピー

コピーしたい字幕の上で右クリックをして「コピー(C)」を選択します。
今までのこの講座を読んでいる方は大体予想がつくと思いますが、キーボードショートカットでもできます。コピーのところに「Ctrl+C」と書いてあるので、キーボードのCtrlを押しながらCを押すとコピーされます。コピーは他のソフトでも大体Ctrl+Cなので、覚えておくと良いと思います。
字幕の貼り付け
変化はありませんが、クリップボードと呼ばれる場所に現在字幕データが保存されています。
今度は、字幕を挿入したいところで右クリックをします。

一番上に「貼り付け(V)」という項目が押せるようになっています(クリップボードにデータがない時には押せません)。

すると「貼り付けオプション」という画面が出てきます。
選択肢が2つあります。
- ソース メディアの新規コピーを作成
- 元のメディアへの参照を作成
今回は上の「ソース メディアの新規コピーを作成」を選択してOKをしてください。

選択した場所に、もう一つ字幕ができました。
あとは前回のように、「生成されたメディアの編集」を使って編集をします。
- Q「元のメディアへの参照を作成」を選択したらどうなるの?
- A
説明からでは想像しにくいですが、複数のテキストの設定が連動します。
設定だけでなく、テキストの内容もすべて一緒になります。
今回は、字幕=セリフと考えて、毎回異なる内容になる想定のため、新規コピーを作成を使用するようにしました。
コピーと貼り付けは大体なんのイベントでも共通
今回は字幕をコピーして貼り付けをしましたが、コピーと貼り付けは共通しています。
動画のコピーも同じですし、音楽のコピーも同じですし、画像のコピーも同じです。
キーボードショートカットのように一つ覚えておくと、応用が利くようになります。一つ一つ、ぼちぼちおぼえていきましょう。
今回はこれで字幕を作れるようになりました。
字幕が入ると少しずつ、いつも見ている動画らしくなっていたのではないでしょうか。
次回はいよいよ、立ち絵を入れて、ニコニコ動画で良く見るような車載動画の画面を作っていこうと思います。
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