概要
前回までにトリミングと分割を使って、ハイライトシーンの切り出しをしました。
ただ、この状態では削除した部分は何も再生されない状態になってしまいます。間を詰めるためにイベントの移動、また移動を効率化する自動リップルについて説明をします。
イベントの移動
イベントをドラッグをすると、イベントが移動します。
移動させたい素材(イベント)を選択し、ドラッグします。
今回は間を詰めたいので、左方向にドラッグをします。今回は一番左にあるイベントを、さらに左に移動します。
左に移動させました。
さて、これをすべてのイベントでしていくのですが……後ろのイベントになるほど、移動距離が長くなってしまいます。これは少し面倒です。
そこで登場するのが「自動リップル」という機能です。
自動リップル
自動リップルとは、簡単に言えば、上のような隙間を自動で削除してくれる機能です。
少し作業を戻して、自動リップルをオンにしてから分割と削除をすると、タイムラインがこのようになります。
先ほどできていた隙間がなくなります。今回のようにいくつものシーンを切り出しするときにはとても便利な機能です。
自動リップルは、下部にボタンがあります。
自動リップルのボタンが青くなっている状態がONです(他のボタンもそうですが、色がついている状態は有効になっています。初期状態で有効になっているボタンもあります)。
自動リップルの機能は便利ですが、挙動が分かりにくい部分です。
最初は、どういう挙動をするのか確認をしながら使っていくと良いと思います。
これで少し車載動画らしくなりましたが、再生してみると、シーンの切り替えがぶつ切りになっていて、少し不格好です。
次回はシーンの切り替え方法について説明をします。
コメント