- Qなぜタイムトライアルをしようと思ったのですか
- A
私にも分からん。
というわけではなく、一応ちょっと理由はあって。
以前「動画の編集にどれぐらい時間がかかるか」って話になりまして。大体6時間ぐらいかなぁとは思っていたのですが、編集中に家事をしたり、Twitterを見たりとかしているので、実際にはもう少し短いかもなぁと思っていたんですよね。
できた動画
ドタバタと作りながらでしたが、いつもの自分らしい動画になったと思います。
冒頭
最近は火曜にも動画を投稿するようにしていたのですが、火曜日の18時時点で動画ができていませんでした。
動画編集作業
動画編集開始
自分の主な動画の流れとしては、以下の通りです。
動画と写真を並べる→セリフを作る→音声を作る→立ち絵を入れる→その他漏れ修正→レンダリング→投稿
10分ぐらいでざっくりと動画と写真を並べて、動画の大まかな流れを作ります。
自分はツーリングが終わった後に、できるだけツーリングメモを作っているので、それを見て、当時の様子を思い出しています。
メモ帳でセリフ作成
そのままCeVIOにセリフを入力したら良いのですが、自分は一度メモ帳にセリフを入力します。
理由はいくつかあるのですが、動画編集の画面を見ながら、セリフの入力ができるのが最大の理由です。メモ帳ってウインドウを結構小さくしても使えるんですよね。あとWindows11になってから、保存が自動化されたので、ふとしたことがあっても保存されているという安心感があります。
セリフを作る時に気をつけているのが、「実際に読み上げて、時間を調整する」です。
後でCeVIOでセリフの長さは調整できるのですが、セリフはできるだけ自分で読んで、長さと違和感が無いかを確認します。
ここでセリフをできるだけしっかりと作っておくことで、動画の尺調整やセリフの修正といった調整作業が減ります。自分が美少女になったつもりで読み上げると良いです。俺がすずきつづみだ。
CeVIOで音声データ作成
作ったテキストデータを、CeVIOにコピペします。
メモ帳に入力する際にできるだけセリフの調整がないように作りますが、ここで結構修正を入れます。
色々と理由はあります。例えば、アクセントをどう調整してもおかしくなってしまうので、別の言い回しにする。無意識に息継ぎをしていた部分があるので、それを入れる。単純に別の人に読んでもらうことでミスに気づく。といったことがあります。
体感ですが、セリフの半分ぐらいはセリフか、アクセントを調整します。
すずきつづみはAI版になってからアクセントがおかしくなるところが減ったので、とても助かっています。CeVIOはいいぞ。
字幕と音声を動画編集ソフトに挿入
CeVIOで音声を作った後は出力をします。
自分は「WAV(音声)」と「SRT(字幕)」をそれぞれ出力します。
使っている動画編集ソフトはVegasです。SRTファイルの読み込みができるようになり、格段に動画の編集が楽になりました(それまでは字幕の長さを一つ一つ調整していたので)。
動画のタイミングに合わせて、音声と字幕を移動させます。
ここが一番めんどくさいですけど、予定していた場所にピタッと合うと楽しい部分でもあります。
ナンバー隠し作業
今回は前を聖芳さんが走っていたので、ナンバーを隠しました。最近は隠す必要はないと言われるのですが、自分が動画に出されるのが嫌なので……。自分が嫌なことを、人にするのは違うかなと思って面倒ではありますが、するようにしています。最近は慣れてきました。コツをつかんだというか、運転する際にも、車間距離をできるだけ取るようになりました。
モザイクのかけかたですが、ベジェマスキングと反転を使います。基本的には位置のみを変更しますが、今回は接近するシーンがあったので、サイズの変更もしました。反転を使うのは、ベジェマスキングの範囲を分かりやすくするためです。完成時には外します。
モザイクは定番のピクセレートに加えて、ガウスブラーで背景と馴染むようにしています。モザイクは動画の中で目立ってしまうので、ブラーにするといい感じです。それだけだとモザイクの効果が弱いので、ピクセレートを併用しています。
立ち絵の挿入作業
ここからが個人的には楽しい時間です。
自分の立ち絵の入れ方は、ベースを置いたレイヤーの上に、差分を重ねています。自分の立ち絵は表情だけが変わるので、この方法が手軽で確実です。
つづみちゃんがどういう表情をするだろうか考えて、100近くあるストックの中から選びます。ない場合は、PSDから出力をします。それでもない場合には、後日描きます。自作立ち絵のいい所です。
基本的な部分はここまでです。
時計を見ると、あと30分あります。頭の上に乗っている鳥の立ち絵を入れることにしました。
鳥の立ち絵の挿入作業
鳥の立ち絵は、分かる人は分かると思いますが、バイクの擬人化……擬鳥化です。なので、バイクから下りると鳥がいなくなります。
5分ぐらいあればセリフを入れて、立ち絵を入れてということができるので今回は入れました。
細々とした字幕等を追加
タイトル部分を作って。
撮影日を入れて。
場所の情報が間違っていないか確認をして。
エンドロールが間違っていないか確認をして。
立ち絵が変になっていないか確認をして。
などなどの確認と調整をします。
余談ですが、自分はこの作業がとても苦手です。チェックするのが苦手です。
修正をしないといけないというのも苦痛なんですよね。
どうにか慣れたいと思いつつ、8年ぐらい経ちました。もう無理かもしれません。
最終確認
レンダリングの際に、一度ソースファイル等を別のフォルダに移動させます。こうすることで、終了後に、外付けHDDなどにファイルを移動させて保存ができます。意外と便利。
あとは画像が大きすぎるとレンダリングに時間がかかるため、動画と同じフルHDサイズにリサイズもかけます。これだけで結構時間が変わります。Vegasは画像処理が苦手みたいです。
確認をしていたらフリーズしました。たまにあります。この時点で目的の20時まで20分を切っていてたので「どこまで戻るのだろうか」とドキドキました。幸いなことに修正作業がなかったので、ほっと一安心でした。
こまめにCtrl+Sをするのは大事です。とても大事です。
この後レンダリングをして、出力されたファイルを倍速再生で確認をして、OKだったので投稿します。
動画の投稿
ニコ動にアップロードをして、解説を入れて、完了です。
投稿完了
そして無事に投稿して、公開できました。
動画の編集をしようと思いついてから、投稿が完了するまで1時間31分でした。
タイムトライアルをした感想
疲れた。結構集中したので疲れました。
ただ、良かった点としては、自分の作業がいかに効率化されているのか分かったのが大きかったですね。自分の動画は「週に一度投稿できるようにする」ために色々と効率化するようにしています。
それでもゆっくりMovieMaker4を使ったりするよりも手間がかかるのはありますが、かなり早く動画が作れていると思います。2時間かからずにいつも通りの動画ができたのであれば十分でしょう。
これで今度から「頑張ったら2時間程度で作れます」と言えるようになりましたヾ(*´∀`*)ノ
もし機会があれば、具体的にどういうところで省エネをして、編集を効率化しているかも書いてみたいですね。
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