お茶一杯の日かごしま2024

鹿児島のお茶のおいしさを、存分に楽しめるイベントでした

 11月23日は勤労感謝の日ですが、それに合わせて「全国一斉・お茶でおもてなし」と制定されたそうてす。それに合わせて鹿児島県茶業会議所では「お茶一杯の日」と定めたそうです。

 ということで、アミュ広場で行われた「お茶一杯の日かごしま2024」に行ってきました。

 場所がアミュ広場であったこと、また土曜だったこともあり、人がとても多く、にぎわっていました。
 せっかくなので、広場内をぶらぶらとしてきました。

お茶の試飲会

 鹿児島県内の12のお茶屋さんが出店されていました。店頭では試飲ができ、お茶の銘柄や、焙煎、ブレンドによって香りや味が異なることが知れました。当然ですが、気に入ったお茶を比較的割安で購入ができます。自分も一つティーバッグのお茶を買ってきましたヾ(*´∀`*)ノ

百円茶屋

 こうしたお茶のイベントではおなじみとなりつつある、「日本茶インストラクター協会」主催の百円茶屋も開催されました。

 ずらりと並んだ急須と湯飲みは圧巻です。
 受付で100円を支払い、茶菓子とチラシを頂いて席へ移動します。ちょっと人が多かったので、松時間がありましたが、その間にインストラクターさんたちとお茶の話が少しできたのが良かったです。

 一番おいしいと言われる一杯目は、インストラクターさんが淹れてくださいます。
 今回頂けるのは深蒸し茶。鹿児島のお茶は甘みが深く、しっかりと手順を踏んで淹れることで、より甘さが際立つそうです。

 冷めないうちに頂きましたが、説明の通り、甘い。そして苦みやえぐみが一切なく、お茶が持っている旨さをしっかりと感じられました。
「これが日本茶インストラクターさんと、鹿児島茶の実力……」と感嘆しました。

 2杯目以降は90度程度の熱めのお湯を急須へ注ぎ、10秒ほど待って淹れればOKとのことで自分たちで淹れることとなります。

 画角が違って比較しにくいですが、3杯目までのお茶を並べておきます。

 この3杯目まで飲むというのが自分にとっては良かったです。
 自分の中では勝手に「回数を重ねるほど味が薄くなっていく」と思っていたのですが、頂いた深蒸し茶は逆でした。3杯目が一番濃く、旨味と苦みがぎゅっと詰まった味でした。インストラクターさんが「3杯目まで楽しめます」と言われていた理由がとてもよく分かりました。
 100円でこんなにお茶が楽しめるとは思いませんでした。

煎茶道のお茶会

 会場の奥で行われていたのは、煎茶道 知足庵流のお茶会でした。
 予約制とのことでしたが、空きがあったので、滑り込みで参加できました。

 目の前でお茶を淹れて頂け、その様子を見ながら、解説を聞き、待ちます。
 一つ一つのしぐさが綺麗で、待っている間も飽きることはありませんでした。

「作法も何も分からないんですが……」とドキドキしましたが、しっかりと説明があり、ほっと一安心です。
 煎茶道というのは初めて聞きましたが、茶道と作法が違っているようです。もうちょっと詳しかったら、比較もできたのでしょうが、悲しいことに全くと言っていいほど知識がないのでorz

 頂いたお茶とお菓子を撮らせて頂きました。
 試飲や百円茶屋で色々とお茶を飲みましたが、その中で一番色が薄いように感じました。
 お茶の色に反して、香りと味は濃厚でした。特に旨味と甘みを強かったです。

 お茶菓子は1煎目と2煎目の間に食べるとのことで頂いたあと、2煎目を頂きます。

 2煎目は少しだけ苦みが感じられ、甘みが少し抑え気味のように感じました。ただ、美味しいことに変わりはありませんでした。甘みが感じにくくなったのは、おそらくお茶菓子を頂いたことも理由の一つかもしれませんが……。

 1煎目も2煎目も、どちらも本当に美味しかったです。こういうお茶会に参加できる機会ってほとんどないので、ありがたい経験でした。

「かごしま茶」の食を楽しむ、「屋台村deかごちゃ」

 今回は一日だけでしたが、かごしま茶を楽しむ機会はまだまだあります。
 アミュ広場近くにある、かごっまふるさと屋台村では「屋台村dfeかごちゃ」というオリジナルのお茶メニューを食べられるイベントがあります。期間は2024年12月15日までなので、少し長めではありますね。

 これを見て「かごしま茶を飲んで、食べてみたい」と思った方は是非とも行ってみてください|ω・)ノシ

基本情報

住所〒890-0053 鹿児島県鹿児島市中央町1−1 アミュプラザ鹿児島
駐車場あり
駐輪場あり

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