アジアキッチン カマル

ピリ辛のカレーと大きなナンがおいしかったです

 加治木から鹿児島空港に向かう坂を上り切った交差点にある、ガソリンスタンドのような建物。そこが今回ご飯を食べた「アジアキッチン カマル」です。店名のカマルは、ヒンディー語で「蓮」の意味だそうです。確かに看板にも蓮らしいマークがありますね。

 先ほど書いたように、カマルはガソリンスタンドの建物を利用しています。駐車場というか、給油スペースというか、そこに駐車することになります。バイクの場合は隅っこにとめると平和そうです。

 中に入ると正面に厨房とレジがあり、カレーのいい香りが漂っています。この時点でもうおいしいとわかります。

 客席は靴を脱いであがります。土足OKかと思ったら、意外でした。

 4人掛けのテーブルが10席ほどあります。カウンターなどはないので、一人の場合は、4人掛けの席を利用することとなります。ちょっと贅沢気分です。

 今回は、日替わりを選びました。今日のカレーはチキンと豆とのことで、それをお願いしました。辛さは「ちょっと辛い」と言われた3にしました。
 日替わりはカレー、ナンまたはライス、サラダ、アチャール、ワンドリンクです。アチャールは初めて聞きましたが、調べてみるとインドのお漬物だそうです。今回出てきたのは、たまねぎでした。
 そして何より驚くのが「ナンとライスはおかわり自由」です。1000円なのに?とびっくりしました。

 まずはサラダと飲み物が運ばれてきます。飲み物はラッシーにしました。
 いつも思うのですけど、カレー屋さんで出てくるあのオレンジのドレッシングっておいしいですよね。千切りキャベツがもりもりと食べられます。

 続いてカレー、アチャール、ナンが出てきました。
 最初に思うのは「ナンが大きい」ですね。両手がすっぽりと隠れるぐらいの大きさです。それがおかわり自由……。いや、おかわりは無理でしょう、とこの時点で思いました。

 ナンは焼きたてでもちもち。しっかりとした歯ごたえもありながら、ふかふか。そして噛むと甘さを感じます。とても美味しいです。そのナンをカレーにつけると……辛っ。ちょっと辛いという説明でしたが、自分にとっては辛めでした。何口か食べると、額に汗がにじみ始めました。
 カレーは辛いですが、激辛というわけではなく、辛さの後においしさがしっかりと感じられます。汗をかきながら、ナンをカレーにつけて無言でいただきました。人はおいしいと無言になるんですね。

 最後にラッシーを飲んで、ごちそうさまでした。

 支払いをしたときに、外国人の店員さんから「どうだった?」と聞かれたので「とても美味しかったです」と伝えました。「Onece come again.ありがとうござました」という挨拶に「また来ます」と返事をしてお店を後にしました。

 外に出ると、お店に来た時よりも風を涼しく感じました。汗をかいたからでしょうね。やはりカレーはこうでなくては。

基本情報

住所〒899-6405 鹿児島県霧島市溝辺町崎森2720−3
駐車場あり
駐輪場なし(駐車場と兼用)

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