大隅半島最大のダムです。高さがあるので、迫力があります
鹿児島はダムが意外と少ない場所です。その理由は、シラス台地のため、地盤が柔らかく、ダムを作るには適していない場所が多いからだと言われています。一方で、シラス台地は農作物を栽培するためには大量の水が必要となるためダムが必要です。
この高隈ダムは、シラス台地である笠野原台地に水を供給する、灌漑用ダムです。
ダムができたことで、農作物が栽培できるようになり、現在ではお茶の一大生産地となっています。
そうした意味でも、大隅の中では重要なダムと言えます。
少しダムについても触れておきましょう。
ダムは重力式コンクリートダムで、堤高が47mとなかなかの高さがあります。天端は対岸の崖崩れのため2023年現在では通行止めになっています。管理所近くから眺めることになります。
ダムについて詳しく知りたい方は、ダム便覧をご覧ください。そして近くのダムに行くのです。
ダム湖は大隅湖といい、上流にはアジア・太平洋農村研修村 民族館、鹿児島県アジア・太平洋農村研修センター(カピックセンター)といった施設があります。時間があればこちらも一緒に見て回ることをお勧めします。
基本情報
住所 | 〒893-0131 鹿児島県鹿屋市上高隈町 |
駐車場 | なし |
駐輪場 | なし |
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